豆の循環キャリブレーション

豆がきれいに循環してこそ、ロースターは本来の性能を発揮します。Kaffelogic のファンは、正しい循環を生むようにキャリブレーション(較正)しておく必要があります。ここでは、循環の確認方法と、ずれていたときの再較正の手順を説明します。

循環を確認する

  1. 生豆を 120g 計量し、ロースターに投入します。
  2. チャフコレクターを取り付けます。
  3. K-logic Classic プロファイルを選択します。
  4. ≡ を押します。「Press ⏵ now for fan preview」(⏵を押すとファンプレビューを開始します)と表示されたら ⏵ を押します。ファンが回り始めます。
  5. ディスプレイに「120g」「14700 rpm」と表示されます。表示されない場合は、+ と - で合わせます。
  6. 豆の循環を観察します。豆がゆるやかに循環していれば良好です。とくに中心部の豆に注目し、ゆっくり入れ替わっているかを確認します。
  7. 中心部の豆がまったく循環していない場合は、再較正が必要です。
補足
  • 適した豆の選び方は、後述の「較正に適した豆」を参照してください。
  • 不透明なチムニー(煙突部)のメッシュ式チャフコレクターをお使いの場合は、豆が見えるようチャフコレクターのフタを外してください。
  • ファンプレビューは firmware version 7.10 以上が必要です。更新が必要な場合はファームウェアのアップデートをご覧ください。
  • 理想的な較正値の範囲は 0.87〜1.10 です。較正値は標高や環境によってロースターごとに異なります。

再較正する

  1. 生豆を 120g 計量し、ロースターに投入します。
  2. チャフコレクターを取り付けます。
  3. + と - の両方のボタンを押しながらロースターの電源を入れます。キャリブレーションモードに入ります。
  4. 「Press ⏵ now for fan at 14700 rpm」(⏵を押すと14700 rpmでファンを回します)と表示されるまで ≡ を押し、⏵ を押します。ファンが回り始めます。
  5. ディスプレイに「fan 14700」または「fan visual」と表示されます。表示されない場合は、いったん電源を切ってやり直してください。
  6. 豆の循環を観察します。豆がゆるやかに循環していれば良好です。とくに中心部の豆に注目し、ゆっくり入れ替わっているかを確認します(下記リンクの「Calibration Guide」動画も参考にしてください)。
  7. + と - ボタンで循環を調整し、中心部の豆がちょうど循環し始めるところに合わせます。
  8. ⏵ を2回押して設定を保存します。ディスプレイに一瞬「Saved」と表示されます。
  9. ロースターの電源を切り、キャリブレーションモードを終了します。
補足
  • 適した豆の選び方は、後述の「較正に適した豆」を参照してください。
  • 不透明なチムニーのメッシュ式チャフコレクターをお使いの場合は、豆が見えるようフタを外してください。
  • 必ず「fan at 14700 rpm」または「fan visual」を選んでください。ほかにも較正設定がありますが、これらは Kaffelogic 正規サービス担当者の指示がない限り変更しないでください。
  • 14700 rpm でのファン速度較正には firmware version 7.10 以上が必要です。更新が必要な場合はファームウェアのアップデートをご覧ください。
  • 正しく較正しているのに、焦げ豆やビーンロックが起きる場合は、ビーンロック(豆の循環停止)を参照してください。

較正に適した豆

較正には、中程度の大きさと密度の豆を使ってください。Brazil Cerrado、Colombia Popayán などがおすすめです。とても小さい豆や、特別に密度の高い豆は使わないでください。モンスーン豆、デカフェ、特別に大きい豆も避けてください。

特定の豆に合わせて調整したい場合でも、較正値を変えて対応してはいけません。 その場合は焙煎ムラが出るを参照してください。

高地での焙煎について

標高の高い場所で Nano 7 を使う場合、十分な量の空気を豆の層に通すために、モーターはより速く回す必要があります。その結果、較正値が通常より高くなることがあります。

較正値が 1.10 を超える場合は、投入量を 20g 減らして、上記の較正手順をやり直してください。つまり、120g ではなく 100g で較正することになります。減らしたバッチサイズでも、最適な流動が再び 1.10 を超える値で得られる場合は、さらに 20g 減らして較正をやり直します。これを、1.10 未満で理想的な流動が得られるまで繰り返します。

なお、この高地用の較正では標準の投入量が通常と異なりますが、共有されたプロファイルは世界中のどこでも同じように動作します。

このページは Kaffelogic 公式サポート Wiki の情報をもとに、Kaffelogic Japan が日本語に翻訳・編集したものです。
詳細は Kaffelogic 公式 Wiki もご参照ください。