ファンレベル プロファイルの作成・調整方法(Studio)

ここでは、Studioを使用してファンプロファイルを補正(調整)する方法を説明します。

※本補正はBOOST KIT(アップグレードモデル)使用時のみ適用されます。


① ファンプロファイル画面を開く

まず、Studioのメイン画面上部にある「Fan Profile Curve(ファンプロファイル曲線)」をクリックします。


② プロファイル変換を開く

次に、メニューバーからツール → プロファイル変換

を選択します。

すると、ファンプロファイルを調整するための設定画面が表示されます。



③ 回転数(RPM)の入力方法

この画面では、ファンの回転数を一括で補正することができます。

ファンレベルは投入量(g)に応じて増減すると良いです。

■ 基本ルール

豆の投入量を増やす場合は、ファン回転数(RPM)も同じ分だけ増やす。

■ 具体例(ファン早見表を使用)

例として、

  • 120g → 130g(+10g)に増やす場合

ファンレベル早見表より、10gとの差が +343 rpmとなります。

Studioには34.3と入力してください。

(※Studio上では1/10スケールで表示されています)


■ 補正の考え方

120gを基準に

  • +10g → +34.3
  • +20g → +68.7(34.3+34.4)

のように、投入量に応じて補正値を設定します。


④ プロファイルの反映

値を入力して適用すると、

👉 ファンプロファイル曲線が全体的に上方向へシフトします

これにより、より強いエアフローでの焙煎設定に調整されます。


⑤ プロファイルの保存

調整が完了したら、

ファイル → 名前を付けて保存を選択します。

保存時には、

  • プロファイル名
  • 補正内容(例:+10g / +343rpm)
  • 作成者名

などを記録しておくと、後からの管理がしやすくなります。


⑥ Nano 7への反映

保存したプロファイルは、

  1. StudioとNano 7を接続
  2. プロファイルを同期

することで、実際の焙煎に使用できるようになります。


運用の考え方(重要)

プロファイル作成・調整の際は、必ず120gを基準として考えてください。

本設定は、BOOST KITのアップグレード版のみ対象です。


■ なぜ120g基準なのか

Kaffelogicのキャリブレーションは、120gを基準に設計されています

そのため、

  • まず120gでFan Previewを行う
  • 必要な補正量(+g)を把握する
  • その補正をベースにプロファイルを調整する

という流れが重要になります。


■ BOOST KIT使用時の考え方

BOOST KITを使用して、

  • 160g
  • 180g

などの大容量焙煎を行う場合でも、

👉 120g基準+補正値でプロファイルを作成する

ことで、安定した循環を再現できます。


■ 注意点(重要)

150g以上の焙煎を行う場合は、

👉 必ずFan Previewで循環状態を確認してください

特に、

  • 中央の豆が動いていない
  • 循環が弱い

と感じた場合は、

👉 追加でファン補正を行う必要があります


まとめ

  • ファンプロファイルは「投入量」に応じて調整する
  • Studioの「プロファイル変換」で一括補正が可能
  • 必ず120g基準で設計する
  • 実際の焙煎前にはFan Previewで確認する