BOOST KIT機能を使用している場合

BOOST KIT機能を使用している場合は、Fan Preview開始後に「±ボタン」を使用して設定投入量を調整してください。設定値を変更すると、その投入量に応じてファン回転数(RPM)が自動的に上昇します。
BOOST KIT使用時の考え方(重要)
BOOST KIT機能を使用することで、150g〜200gといった大容量焙煎時でも、豆がしっかり循環しているかをFan Previewで確認できるようになります。
特に大容量焙煎では、投入量が増えることで豆の動きが重くなり、循環が不足する場合があります。その際は、Fan Preview中に「±ボタン」を使用して設定値を調整してください。
■ 基本ルール
実際の投入量よりも大きい設定値でファンを動かすことで、十分な循環を確保します。
■ 具体例(BOOST KIT使用時)
例えば、180gの生豆を焙煎したい場合、
- 180gを投入した状態でFan Previewを実施
- 180g設定では豆の循環が弱い
- 中央部分の豆がうまく入れ替わっていない
というケースがあります。
その場合は、設定値をさらに上げていきます。
例:
- 実際の投入量:180g
- 設定値:200g設定(最大)
この状態で豆全体が安定して循環していれば、
「180g投入に対して、200g設定が適正」
という判断になります。
そのまま、
- 180gを投入
- 200g設定
で焙煎を行うことで、より安定した循環状態で焙煎することができます。
■ 重要なポイント
Fan Previewを正しく行うことで、熱暴走(Thermal Runaway)や焼きムラの予防にもつながります。
豆の循環が不足すると、チャンバー内に熱がこもりやすくなり、局所的な温度上昇によって熱暴走が発生する場合があります。また、循環が不安定な状態では、豆全体へ均一に熱が伝わりにくくなるため、焼きムラの原因にもなります。
焙煎前にFan Previewで適切な循環状態を確認することで、
- 熱暴走による焙煎停止のリスク軽減
- 焼きムラの抑制
- 焙煎の再現性向上
につながります。